なんでモザイクを入れているのかというと、
つまりそういうことなのだ。
実際にその目で見て、あーだ、こーだ言ってほしいんです。
「そうきたか!」と目を丸くしてもいいし、
「え、そっち!?」と驚いてもいいし、
「うわー、完全にヤられた」ってはしゃいでもいい。
インターネットがなかった時代を、ぼくは生きていた。
ちょっとパソコンやスマホで調べれば何でも分かる時代になって、
本当にいろいろと助かっているし、便利になったが、
全部それってどうなんだろうか。
実際に目で見て、手で触って、耳で聞いて、鼻で嗅ぐ。
ぼくにとって一番楽しいことって、つまりそういうものたちで、
このつどい7周年の記念に発表された
“訳ありのアレ” は「なんかヤバいらしいね」というくらいに噂を聞いて、
その足で食べに行ってみるのが最高なんだ。
最終回から漫画読まないでしょ。
エンディングから映画観ないでしょ。
とはいえ、まあ、これはあくまでぼくの考え。
公開したいって人もきっといるだろうし。
そうやって徐々に答えが出回ってしまって、
だいたい広く知れ渡ったら、
大袈裟だけども、ついにその時がきたかと、
ぼくもモザイクをとった写真をupしようと思っている。
詳細は大いに割愛するが、
感動したのは、ギュウさん、廣畑さんそれぞれの感性が、
見事なまでに高い次元で融合されていたところ。
麺、スープといった中身の部分については、
これまで通り、麺道はなもこしの廣畑さんが監修。
(そのあたりのお話はここからご覧ください)
もう、本当に圧倒的な“アレ”の再現で、
しかも無化調だというから感動を通り越して、
食べているうちに怖さすら感じた。
あまりの忠実ぶりに顎が痛いくらいニタニタしながら食べていたのに、
途中から、真顔になったから。
そしてこの一杯のために作られた専用の器がいい。
NO COFFEEの佐藤さん、イラストを手がけたNONCHELEEEさんといった
福岡のカルチャーシーンを牽引しているキーマンたちを巻き込み、
波佐見焼きによって形となって、
これは店主ギュウさんじゃないと成し得ないさすがの仕事。
ただただ、「すごい」に尽きる。
おごちそうさまでした !!!