あえて書くが、店に来店したその日、1月22日は“冬”だ。
なんでそんなことを言うかというと、
一瞬、季節がわからなくなったから。
半袖だったのだ、カウンターの向こうにいる男性が。
汗こそかいてないが、とにかく暑そうだ。
男性二人がかりで、ひたすら鍋を振る。
万歩計を腕につければ、いかほどの数値になるだろう。
そんなことを考えつつ、麺を待つ。
大村が誇る至宝、「協和飯店」。
この日も本当に引っ切り無しにお客が来る。
オーダーしたのは、
前回、同行者にチラッと味見させてもらっていたチャンポン。
前に来店した際、ぼくは皿うどんで、それがハイパー美味かったから、
期待値は上がっていたが、それを目の前の一杯は軽々と越えた。
スープに随感はなく、脂分がしっかり溶け込み、
マットで、とことん濃密だ。
脂の加減が絶妙で、
放っておくと少し膜が張るか張らないか。
ここに扁平少しした太麺が合わさる。
これは珍しいタイプで、
福岡ではなかなかお目にかかれない。
この麺が、スープをごっそりと絡めとる。
皿うどんが美味しく、ちゃんぽんが美味しいなんて、
次はどうしたら良いのか。
さらに追い討ちをかけて、ダル麺もまた美味なのだとか。
結論、ヤバい。また来る。
おごちそうさまでした !!!