なんばでの早朝取材を終え、しばし仮眠をとることにした。
それから約3時間後、ぼくは冬眠から覚めた熊のように、腹が減っていた。
もう、それはもう、絶望的に。
なんば駅から御堂筋線一本。アクセスの良かったこちらへピットインした。
知人らからの評判もよく、オープン20分前に店に着くと、
すでに家族連れの方々が待っていて、
ぼくの後ろには最終的に10人くらいが並んだ。
オープンし、中に通される。
カウンターメイン、テーブルもあった。
オーダーしたのは、清澄鶏塩。
炙った鶏肉がのった限定仕様だというから、
ほかの選択肢はない。
澄み切ったというよりは、ほんのりと色めがあり、
それは力強く煮出したであろう感じが瞬時に見てとれた。
粘度はなく、スーッと鶏の濃いエキスが入ってくる。
麺はつるっとした口当たり、そしてコシあり。
この麺は好きだなあ。中細ストレートで替玉も可能だ。
驚いたのは、オペレーションの速さ。
ぐんぐんと提供されていく。
カウンターに調味料が一切ない姿勢も好み。
いいなあ、基本の味を大事にしているって。
食べ終えて店を出ると行列は変わらず10人ほど。
それにしても、ここは味噌も美味いらしく、
なかなか大阪で味噌は聞かないから、
今度はそっちを食べてみたい!
おごちそうさまでした !!。