台所ってすごく好きだ。
いい匂いがするし、懐かしい感じがするし、
立つ人を美しくするようにも思う。
言葉の響きの問題なのかもしれないけど、
台所には、特有のあたたかさがあるんだなあ。
「南イタリアの台所」
そんな素敵なコンセプトを携えたお店が
高宮駅すぐの高宮西鉄名店街内に生まれました。
「イタリア食堂 SACCO(サッコ)」。
タイミングよく、プレオープンの際にお邪魔してきました。
ちなみにオープンは本日1月31日!大安!めでたい!
“食堂”という店名からもわかるように、
ざっくばらんとした普段使いのお店。
思わず漏れる「近所にこういう店があったらなあ」の声。
行ったらわかりますよ。本当にそうなんだから。
「おじいちゃん、おばあちゃんでも一人で来れるような食堂を目指してます」
これはお店の方のお言葉。なんだか嬉しくなるなあ。
300円台から楽しめる前菜がずらり。
お得なのが1人1000円くらい?だった前菜の盛り合わせ。
コース仕立てのように、次から次へと美味しそうな前菜が続々とやってきます。
たしか7、8品くらい楽しめたんじゃないかな。
ワインがたっぷり入ってグラスで400円!!
もう、これとワイン2杯で2000円からお釣りがきちゃう価格帯が素敵すぎる。
奥に薪釜があるということで(何を隠そう、この店を手がけるのはガトーピレネーでおなじみのコジモさん!)、
和牛のステーキをいただきました。
2000円くらいだったと記憶しますが、このボリューム。
大満足を超える大満足です。
パスタは「タコツェッテ」をチョイス。
SACCOさんでは、南イタリア料理、詳しくいうと、プーリア州、カンパーニャ州、
バジリカータ州、(少しだけカラブリア州も)の料理をベースにしているそう。
このタコツェッテは、恐らくカンパーニャ州でよく食べられるパスタとのことです。
この日はズワイガニのソースでしたが、このカニの旨味をしっかりパスタが吸い上げています。
もっちりとした食感が絶妙で、これはなかなか愉快痛快。
通いたい店が増えました。
お近くにはプレイズストア大楠店(トモノウさんの豆を使った美味しいコーヒーも楽しめます)、
さらにうーぱんベーカリーなど話題のスポットがあるので、
セットでぶらりと巡るのが最高だと思われます。
おごちそうさまでした !!