Laboratory
[名](複 -ries)
1 研究所[室],試験所,実験所[室]
「Laboratory」、略して「LABO」。MENは麺。
店名は、つまり、麺の研究所。
何がここで繰り広げられているのか。
その響きだけで、たまらなく興奮する。
最近、西中洲のデルタウエストにひっそりとオープンした「MEN LABO」。
冒頭の通り、ただのラーメン店ではありません。
なんせ、店頭にぶらさがる提灯には、
「豚骨はございません」なんだから。
提供するラーメンはどれも超個性的。
これまで数千杯のラーメンを食べた僕にとっても、
なかなか衝撃的でした。
博多雑煮からインスパイアされた塩味の「博多雑煮ラー麺」、
熟成醤油を使ったあごだしの醤油ラーメン、
さらに牛タンで出汁をとり、それをつけ麺で出すものもあれば、
なんと鴨の丸鶏(鴨だから丸鴨??)で出汁をとる鴨だしラーメン、
もう、最高すぎる!!
食べたのは、「熟成醤油 鴨だしラー麺」です。
醤油のまろやかな風味がしっかり立っていながら、
鴨の出汁による旨味がビンビン伝わってきます。
脂もしっかり鴨から抽出しているため、
本当に丸ごと、鴨なんです。
蕎麦の鴨せいろ食べて、つけ出汁に蕎麦湯を注ぐと、
もう、たまんなくハッピーになりますすよね。
あれが、ラーメンで、どストレートに、味わえる。
しかも、その至福の時間がわずか(と言って良いはず!)800円って。
麺は全粒粉を練りこんだ多加水(水分多め)麺。
太さでいうと中細くらいのちぢれタイプなんですが、
これがとっても良い仕上がり。
熟成加減が絶妙で、パサつきはなく、滑らかかつプリッとしている。
これが鴨スープをしっかりと絡めとってくれます。
早々に牛タンつけ麺、雑煮ラーメン、食べてみたい。
今後が実に楽しみです。
ちなみに現在プレ営業中で、
提供にも時間がかかってしまうとのこと。
美味を体験するため、そこは承知の上で、
ゆっくりと過ごすことを大前提に出掛けるのがベターです。
あと、ランチタイムは現在、あごだしの塩ラーメンのみに厳選してありました。
鴨、牛タンなどのその他は夜のみのようです。
(もしかしたら、時間があるときは昼でも作ってくれるのでは??)
ちなみに現在、夜の営業についても、
営業中、確実に食べられるというわけでもないようなので、
これもプレオープンということを了承の上で。
正式オープンまで、温かく見守りましょう!
おごちそうさまでした !!。