食券を買って、どこに座ろうかと店内を見渡す。
なんとなくカウンターの一番奥が空いていたので、そこに座った。
注文したのは、基本のラーメンとハーフサイズのチャーハン。
なんとなく店長さんが作っているところを見ながら、ラーメンを待つ。
あ、、と、心の中で声が出た。
店長さん越しに、スープ室が目に入る。
そこにはどデカイ寸胴が3つ。
これは間違いなく本気だと、コップを持つ手に力が入った。
拉麺エルボーといえば、北九州市八幡西区にある人気ラーメン店。
名店、ぎょらん亭で修行を積んだ方が開業したラーメン力、
その力から独立開業という、ググったりすると、
ここが確かな血統であることがすぐにわかる。
そんなお店が宗像市に支店を出したというから、
それはもう行くしかない。
2月25日にオープンしたばかり。
店内はギザギザのカウンター、そして小上がり。
家族連れでもとても快適に過ごせるのは、
このエリアにおいてとても強み。
店名にある通り、スープは豚のゲンコツ
(ゲンコツの関節部分の部位がエルボー=肘なのだ)が主体。
これを店で入念に炊き込んでいるのだろう。
なんせどデカイ寸胴が3つ(ぼくが見た角度から)もあったんだから。
スープを飲んでみれば、ああ、これは快感だと思った。
ほんのり粘度を感じるそれは濃厚という一言に尽きる。
塩気もそこそこあり、パンチが効いているが、
実際、ぼくもスープまで飲み干してしまったように、
嫌味がなくって、飲み進めていても止まらない。
大きなチャーシュー2枚は見た目にもよろしくって、
味付け具合もまたよろしくって、麺を巻いちゃって食べて、
“ラーメン一杯550円”界における仏と表現したくなる。
ハーフのチャーハンも質、量ともに嬉しい仕上がり。
辛子高菜も美味しいし、これは必ずリピートしちゃうな。
本店にもかなーりご無沙汰なので、また行きたい。
おごちそうさまでした !!!