長崎、それも雲仙エリアの取材だ。
となれば、選択肢は一つ!
Henoさんのところで見かけ、
ずっと気になっていた宿題店「かの家」さんへ。
ちょうど雲仙・小浜エリアから諫早へと戻る途中、
国道57号沿いにその店はある。
営業時間短め、かつ売り切れ次第終了。
ハードルはそこそこ高めだが、
13時の来店なのでまあ大丈夫だろうと踏んでいた。
実際、売り切れはなかったが、
13時でもほぼ満席、なかなかの賑わいぶり。
なんでも鶏天のざるor釜揚げがオススメなのだそう。
素直にそれに従おうということに。
僕は前者、ざるを選ぶ。
トレーにのってやってきたそれは、
とっても見た目が美しくてそそる。
いいなあ、こういうワンプレートな感じ。
麺を美しく盛るからこその美。
ちゃんと丁寧に作ってある感じがひしひし伝わる。
志成さんのところもそうだけど、
美しいものは即ち旨しということで、
ここ「かの家」さんも、やっぱり良い店だった。
麺だけを食べてみると、塩気は割と強め。
このロードサイドという立地柄、
明快かつ、おそらく正解な味の表現だと思う。
そして、同様にもり汁もメリハリしっかりで、
返しがきちっと仕事をしている。
カツオの風味がグンと出ていて、気持ちがいい。
麺の食感、良いなあ。
エッジが立つ状態で、噛めばシコシコ。
麺は茹であがりで200グラムちょっとくらいかな。
麺線はなだらかで、手切り感がある。
手打ちの打ち場が店内奥にあって、
店主と思われる若い男性がとても元気に
来店者に挨拶をしていたのが好印象だった。
ちなみに鶏天は、いわゆる唐揚げかな。
下味しっかり、そしてボリューム満点。
おごちそうさまでした !!