まだまだ伸びしろがあったとは!
驚きと感動が隠せませんでした。
ダンサーであり、ラーメン職人でもあるという、
とってもユニークなワキさん。 ←という以前と同じご紹介。笑
これまで数度、プライベートでラーメンを一緒に食べる機会があったのですが、
その舌は、とっても敏感で、厳しく、愛情を兼ね備えています。
やはり実際に作っている方と一緒に回ると本当に勉強になります。
時に僕の先生でもあるワキさんはたまにラーメンを作ります。
そんな超不定期ラーメン、食べてきました。
それは香り高い一杯でした。
丼に顔を近づけると、麗しくも豊かな香りが鼻腔を抜けます。
この日のために確保したというプレミアムな醤油、
その後、覆いかぶさるように押し寄せてくる
トリュフオイルの香り。
力強く思い切り抱きしめる感覚とでもいうのか、
もう好きにしてって感じです。笑
それだけ夢中にさせてくれる優雅なコクと香りが兼ね備えてありました。
醤油だからさっぱりしているワケですが、
限りなくどっしりしている印象を受けます。
息をとめてうま味を口の中に閉じ込めたくなりました。
前回も好印象だったチャーシューは、
今回も肉そのものがギュッと引き締まっていて、
それにともなって旨味が凝縮しています。
味付けは控えめ。スープのうま味にすっと寄り添います。
麺は慶史さんへの特注だそう。
この日のためのスペシャルオーダーという力の入れようです。
中太ストレートで、むにんとした食感。
極限まで加水を高めているそうで、
表面をスープと馴染むように加工してありました。
ワキさんの狙い通り、しっかりと馴染んでいます。
次回はいつになるのか。
こうやっていつも食べられないラーメンがあるのも、
案外、悪くないもんです。
※限定ラーメンにつき、通常は食べられません
おごちそうさまでした !!!