自然食を愛してやまない食通のIさんと一緒に。
「江戸そば 佗介」(わびすけ)さんへ。
この日は1日限定5食の手碾き十割せいろ、粗碾き玄粒せいろをいただきました。
写真は前者です。売り切れないよう、蕎麦のみ予約をしてお邪魔しました。
待ち時間が楽しい。
とても居心地の良い古民家で、
虫の音が聞こえれば田舎にいるように錯覚しそうな空間です。
ぼんやりとその空間に身を委ね、
カウンター越しに蕎麦を作る店主を見る。
表情こそ真剣でしたが、人を寄せ付けないような怖さはない。
もう少し通えば、蕎麦のこともいろいろと話してくれそうでした。
蕎麦がやってくると、フレッシュな香りにニンマリ。
なんというか、蕎麦が生きているような、
そんな感覚がしました。
もちろん、表面が乾く前に平らげるのがマナー。
真っ先に麺を噛み締め、その香ばしさを楽しみ、
その後、啜る、啜る、啜る。
つゆはきりりと醤油がたった関東系。
江戸そば、というだけあります。
瞬く間に食べてしまったわけですが、
蕎麦の余韻がしっかりと記憶に残りました。
そばぜんざいがこれまた美味。
こちらもぜひご一緒に。
おごちそうさまでした !!!