KIJI|山田 祐一郎

福岡のフリーヌードルライター、ライターの山田 祐一郎

その一杯が食べたくて

包容力のある醤油味だった。

SHOP NAME: 「

本家 アロチ 丸高

」 / TYPE:

戦前から営んでいたという屋台発祥の「和歌山ラーメン」を食べるならココだと教えてもらった。
井出商店」が豚骨ベースの豚骨醤油味なら、
この「本家 アロチ 丸高」は醤油ベースの豚骨醤油味。
醤油ベースの代表格であり、その元祖とされる味に触れる。

和歌山は元々、醤油の産地が近くにあり、
中華そばにおいても、必然的に醤油を主体とするスープになったのだと聞いて納得。
ちなみに戦前から屋台で親しまれていた中華そばは、
終戦後も、地元の人達に愛され続けてきた。
なお、昔、路面電車が走っていた頃の、その車庫周辺に屋台が並んでいたことから、
この屋台から派生したラーメンを「車庫前系」と呼ぶこともあるそう。

「アロチ 本家 丸高」は、今や、市内にたくさんの暖簾分け店を輩出している。
ほかの店も大変気になる、が、まずは元祖を。

なお、屋号のアロチとは、この店がある一帯の繁華街「新内(あろち)」のことであり、
飲屋街に立地するということで、営業時間も夕方から深夜。
飲んだ後の締めに訪れる人もいれば、軽く一杯飲みながら、という人も多々見受けられる。
もちろんラーメン一杯だけでの来店でも大丈夫。

昔ながらの老舗然とした佇まいの暖簾をくぐって店に入ると、
カウンターはなく、2人掛け、4人掛けのテーブルが配置されている。
壁を見ると、メニューはシンプル。
中華そばのほか、ビール、餃子、そしておでん。
むろん、早寿司も卓上に用意されていた。

選んだのはデフォの中華そば。
スープは醤油が確かに引き立っていて、
井出さんのところよりも醤油感が強い。
かといって豚骨がないわけでもなく、
豚骨よりも醤油が前面にあるというカタチ。
醤油が効いているということで塩辛いかというとそんなことななく、
角がとれた丸みのある味わい。
飲んだ後の胃袋をやさしくホールドする、
そんな包容力のある醤油味だった。

麺は細ストレートで、茹で上がりは柔らかめ。
醤油が強いスープではあるが、麺の色は褐色気味になっているわけではなく、
多分加水は井出さんよりも高めで、
その分、しなやかなコシがあって、食感が気持ちいい。
飲んだ後にスィーっと入るという点ですごく良かった。

チャーシューは煮豚で、味付けは弱め。
これもまたスープの醤油っ気を引き立てる仕立てで、
全体のバランスがそのまま同じ方向を見てて好印象だった。

店を出ると、行列。週末の夜は、深けるほどに賑わうようだ。

おごちそうさまでした !!!

SHOP INFORMATION

本家 アロチ 丸高

honke arochi marutaka
〒640-8342
和歌山県和歌山市友田町2-50

電話 073-432-3313

営業時間 17:30 -

定休日 日曜

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