ラーメンが運ばれ、丼を手で受け取った瞬間、
「ああ、勝負が始まった」と直感した。
それだけ、この「ぶたそば」はインパクトがあるんです。
麺2玉分が入るというこの一杯は、丼もややでかい。
ずっしりと重たい丼を両手で受け取るや、
なんだか力士が身につける“まわし”を連想しました。
もう、女人禁制とでもいいましょうか、
いや、決して女性に食べるなとか言っているわけではなく、
生半可な“覚悟”なしには注文してはイケナイということ。
精神的な部分での“タフさ”や“男らしさ”を用意しておいてください。
丼の表面には一面、ボイルした豚肉が敷き詰められています。
スープはつけ麺によく見られる魚介豚骨系。
動物系の旨味がドカーン、魚介の旨味がドカーン、
もちもち中太麺がドカーン、ドカーン。
店内では無駄な会話など一切なし。
見ればカウンターは男、男、“漢”。
そういうことなんです、ココは。
たぶん300g相当の麺が入っているので、
途中、苦しくなる瞬間があります。
その時のために、ショウガは温存しておきましょう。
混ぜると、やすらぎの清涼感がもたらされます。
マラソンの給水よろしく、卓上には豆板醤やニンニクなどの
薬味類が用意されております。
必要に迫られた際は、ぜひご利用を。
いやー、こんな本気ラーメンが長崎にあるとは。
教えてくださったHENOさん、いつもありがとうございます。
大満足でした。
おごちそうさまでした !!