KIJI|山田 祐一郎

福岡のフリーヌードルライター、ライターの山田 祐一郎

その一杯が食べたくて

楽しみに通えるお店があるって幸せなことだ。

SHOP NAME: 「

ら〜めん屋 たつし

」 / TYPE:

年をとったからなのか。
この麺ブログ(今はwebマガジンと言ってますが)も
旧ブログが2007年にスタートしており、、、
かれこれ8年くらい連載していることになる。
確かに昔は知らないお店も多かったし、
知識も経験も乏しかったので、
新しい店があればヒョイと駆けつけるといったように、
とにかく足を使って食べまくっていた。
が、最近、あまり新店を追いかけなくなっている。
冒頭にも書いているように年をとったから?
というのも理由の一つかなと思ったが、
ここまで文章を書いていて、ちょっと違うなと思えてきて。
それで頭を整理すると、
もちろん新しいお店にも興味はあり、
それはちゃんと断言できるが、
今の気分として、それ以上に、
例えばその土地で何十年も続けてこられたお店さんのように、
長年続けてきているお店に興味があるのだ。
極端で、ちょっと乱暴な言い方をすると、
新規オープンは誰にでもできる。
(あ、極論ですよ、極論。本当に)
ただ、5年、10年、50年というように、
長く続けることって、誰にでもというようにはいかない。
スタートの瞬間より、
短距離走より、マラソン。
長いスパンで日々を営んでいる店に惹かれる。

ということで、2006年にオープンした「たつし」さん。
そっかあ、今年10周年を迎えるんだ。
出会ったのは2009年。それ以来、コツコツ足を運んでいる。
ご主人と奥さんの二人三脚。
いつも笑顔で、仲睦まじく、
店に入った瞬間、気持ちがいい。
雰囲気ってなかなか作り出すのって難しく、
大きな声を出せば活気が出るという単純なことでもなく、
トーンとか、表情とか、ちょうどよさの重なり合いで、
それらがきちんと調和している。

久しぶりのオープン直後訪問だったので、
限定の塩ラーメンを。
なんども食べているが、
毎日というわけでもないので、
その小さな進化は計りかねるが、
いつ食べても美味しいというのは、
つまりそういう努力がひっそりと営まれているんだろうな。
前に食べた時より、なんとなく貝系の旨味が立っていて、
特に香味油に奥行きがあり、
塩にも丸みがあるように感じた。
こうなると、久しぶりに醤油も食べたい。
楽しみに通えるお店があるって幸せなことだ。

おごちそうさまでした !!!

SHOP INFORMATION

ら〜めん屋 たつし

ramenya tatsushi
〒813-0043
福岡県福岡市東区名島3-32-8

電話 非公開

ランチ営業時間 11:30 - 14:00

ディナー営業時間 17:30 - 20:00

定休日 木曜

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