最初にこちらを読んでほしい。
リンク先はminamitenjin.comのサイト。
ここに移転した「つどい」のいきさつ、
店主・ギュウさんの思いをまとめている。

そんなわけで4月27日（月曜）、
薬院の町に「つどい」がオープン！！
minami〜で取材はさせてもらっていたけど、
結局、メニューについては一切、
教えてもらえなかったので、
この日が来るのが本当に待ち遠しかった。

入口ではノンチェリーさんによる
キャッチーでハッピーで激ヤバな
イラストがお待ちかね。
路地の、その奥にはピンクの妖しい物体。
これが噂のオリジナル提灯か。。すごい。
そしてちらりと窓から中を見る。
この窓いいなあ、
ここからコミュニケーションが始まる感じ。

店を訪れたのは26日、オープン前夜。
特別に試食会にお招きいただいた。
ということで、了承を得て、
店内の写真もちょっとだけ撮影。
前のお店からの雰囲気そのままだ。
なんか長浜に時空を飛び越えて来たかのような、
ちょっとしたタイムスリップ感があるなあ。
厨房のレイアウトが前の店と同じ、
椅子やなんかも引き続き使っているのはあるけど、
もうすでに何年も前からあるかのような、
うん、そんな安定感がある。

メニューもいろいろヤバい。
“アレ”とか“本格仕様”とか、え、夜の匂い？とか、
この辺はぜひギュウさんにいろいろと詳しいことを
聞くのが楽しいと思われるので、
当サイトでは、そういうお楽しみは取っておくことにする。

最近、答え合わせのように店に行ってないですか？
事前に入念に調べまくって、
はずさないように名物料理もチェックし、
出てきた料理に「美味しそう！」という感嘆はあがっても、
「うわー！」とか「こうくるか」とか、
ピュアな驚きって感じてます？？
僕もふとした瞬間、そうしていることがあって、
ああ、なんだかつまんない人間になったものだと、
時折、自分に落胆することがある。
いつもそうしろとは言わないし、
あくまでケースバイケースだけど、
この「つどい」ではほぼ何も知らない状態で行き、
食べたいもの食べて、飲みたいものを飲めばいいと思う。

メニューも厳選されているし、
そもそも迷うほどの選択肢もない。
ギュウさんの説明に「へー！」とか「ほー！」とか、
「ぎゃー！」とか言って、
(良い意味で)適当に過ごしちゃってほしい。

とはいえ、ここは麺サイトなので、
お楽しみを奪わない程度に麺を紹介。
汁アリもナシも、両方食べたけど、
さんざん迷って後者の写真を掲載した。
本格仕様のお土産付きは、それはもうサイコーなので、
その秘密は伏せつつ、、、
普通仕様の一杯を撮影。
みんなが大好きな日清の◯◯◯を
究極に美味しい形で再現した一品で、
それはかつて長浜時代に提供されていた
生緑のそれを彷彿させるクオリティ。
しなやかな食感の細ストレート麺はたっぷり。
このたっぷり感が本当に◯◯◯の真髄を
表現しているんだよなあ。
あれって、具沢山だと絶対に美味しくない。
麺が具よりも圧倒的に多いことが、
美味しさのごく特殊的な黄金比率なんだ。
甘辛く味付けした牛肉、そしてキャベツ、
隠し味に生姜が少々（これ本家にも入っているって知らなかった！）。
シンプルなんだけど、これはハマる。
いわゆる拌麺(ばんめん)の類になるのかな。
中国風の和え麺だ。

おつまみは主に煮込みのみ。
浅漬けもあるけど、これは箸休め的なものだそう。
このモツ煮込みが素晴らしいクオリティ。
カツオの出汁がしっかり効いていて、
今まで食べたモツ煮込みって、
モツの味とか、醤油や味噌といった調味料の味が
先行していたんだけど、
ギュウさんのとこは、出汁が主張する。
日本的で、優しく、僕にとって新しくもある味。
山椒をパラっとかけると、味に奥行きが出るので、
ぜひともお試しを。

まあ、３ヶ月、半年もすれば、
行きたい人はすでに行っているだろうし、
その頃にはもっと具体的な味の描写とか、
面白みとかを書かせてもらおうかな。
書きたくって、教えたくってしょうがない。笑
ムズムズした状態で筆をおきます。