秋田県・湯沢市にある佐藤養助 総本店は稲庭うどんの元祖として知られています。
そんな本場の稲庭うどんが福岡でも食べられます。
場所は大丸福岡天神の地下2階です。
ちょうどランチタイムが終わった頃の来店でしたが、
店頭で5分ほどウエイティング。
季節限定という「つけ茄子南蛮」1365円をいただきました。
朝日で溶け出す雪のような白い麺は、
持ち上げるとキラッと光る。
麺はすっと伸び、いかにも真面目で正直そうな面構え。
麺だけを口に運ぶとみずみずしい小麦の香りが鼻を抜け、
咀嚼すればかすかな塩気が口に広がりました。
唇へと伝わる滑らかな食感は官能的で、
自然と次を求めてしまう。
茄子の旨味が溶け込んだつけダレも秀逸。
ダシの風味が心地よく、やや甘口な仕上がりながら、
上品で洗練されたイメージを伝えてくれます。
彼女ないし奥さんに「どこが好き?」と聞かれて、
「全部だよ」と答えるのに近い感じです。
おごちそうさまでした !!!